首都大学東京 植物生態学研究室

研究室紹介

 本研究室では、高等植物の生態現象をさまざまな時間的・空間的スケールで多角的にとらえることをめざしている。そのために、フェノロジー観察、植生調査、個体群統計、成長解析、野外実験、栽培実験、数理・統計モデル、分子マーカーを用いた遺伝的解析、生理的特性の測定などの手段を用いて、キャンパス内の温室・圃場や人工気象室、小笠原の海岸草原や乾性低木林、高尾山の温帯林、八ヶ岳の針葉樹林、北米の温帯林、多摩川河川敷、富士山の森林限界、ヨーロッパの半自然草原などの場所で研究を行っている。対象としている植物も、マメ科のモデル植物であるミヤコグサをはじめとする各種の草本植物や木本植物など多岐にわたっている。野外で植物が繰り広げる生態現象の多様性を反映して研究内容も多彩である。

研究交流

    各種活動

    • 2015年12月10日に、首都大学東京秋葉原サテライトキャンパスのTokyoUクラブ研究講演会にて、可知が「世界遺産との共生をめざして:小笠原の自然の価値と保全の取り組み」の講演を行った。
    • 2015年11月6日に、首都大学東京国際交流会館で開催されたバイオコンファレンス2015で、卒研生と修士課程の院生がポスター発表を行った。
    • 2015年11月3日の大学祭での理工学系オープンラボで、「足下をみてみよう -植物生態学の世界へようこそ-」 のポスター展示を行った。
    • 2015年9月24日に、第39回静電気学会全国大会で、可知が特別講演を行った。
    • 2015年7月31日に、文京女子大学附属高等学校の生徒24名と引率教員3名が小笠原研究施設を見学し、 畑が解説を行った。
    • 2015年7月19日と8月16日に、大学説明会の理工学系オープンラボで「身近な生態学ー足下を見てみよう!ー」のポスター展示発表を行った。
    • 2015年5月30日に、文京女子大学附属高等学校SSHグローバル環境科学講座で、可知が講師をつとめた。
    • 2015年2月22日に、国立科学博物館附属自然教育園における平成26年度やさしい生態学講座において、可知が「小笠原の自然の価値と保全のとりくみ」の講義を行った。
      , 2015.2.22, (招待講演)
    • 2014年11月7日に、首都大学東京国際交流会館で開催されたバイオコンファレンス2014で、卒研生と修士課程の院生がポスター発表を行った。
    • 2014年11月3日の大学祭・理工学系オープンラボ(テクノスクエア企画)で 研究室紹介「今、生態学がアツい!!〜君は知っているか、植物の企みを!〜」のポスター展示発表を行った。
    • 2014年9月20日の京都大学生態学研究センターシリーズ公開講演会で、可知が「小笠原での生き物のつながりと外来種対策」講演を行った。
    • 2014年8月18日の首都大学東京公開講座2014で、可知が講演を行った。
    • 2014年7月20日と8月16日の大学説明会の理工学系オープンラボで「今、生態学がアツい!!〜君は知っているか、植物の企みを!〜」のポスター展示発表を行った。
    • 2014年6月22日の小笠原ビジターセンター講演会で、畑が講演を行った。
    • 2014年6月7日の文京女子大学附属高等学校SSHグローバル環境科学講座で、可知が講師をつとめた。
    • 2013年12月8日の小笠原諸島返還45周年記念連続講演会「小笠原の自然」基調講演で可知が講師をつとめた。
    • 2013年11月17日の夢の島熱帯植物館25周年記念講演会で可知が講師をつとめた。
    • 2013年11月9日の第21回機械材料・材料加工技術講演会特別講演会で可知が講師をつとめた。
    • 2013年11月8日に、首都大学東京国際交流会館で開催されたバイオコンファレンス2013で卒研生と修士課程の院生がポスター発表を行った。
    • 2013年11月3日の大学祭・理工学系オー プンラボで研究室紹介「つながる生態学」のポスター展示発表を行った。
    • 2013年11月2日にSSH清真学園高等学校・中学校学習会で、可知が講師を務めた。
    • 2013年8月15日に、生命科学専攻GP企画「Special Seminar」で角田が2題の英語講演を行った。
    • 2013年7月26日に文京女子大学附属高等学校SSHグローバル環境科学講座の生徒27名を対象に、小笠原研究施設で高岡が講義を行った。
    • 2013年6月22日と7月27日の「いなぎインターカレッジプロフェッサー講座」(稲城市)で、可知が講師をつとめた。
    • 2013年6月1日の文京女子大学附属高等学校SSHグローバル環境科学講座で、可知が講師をつとめた。
    • 2013年2月11日の小笠原環境計画研究所プロデュース講演会Vol.9(母島)で、畑が講師をつとめた。
    • 2012年11月9日に、首都大学東京国際交流会館で開催されたバイオコンファレンス2012で卒研生と修士課程の院生がポスター発表を行った。
    • 2012年11月3日の大学祭・理工学系オー プンラボで研究室紹介「つながる生態学」のポスター展示発表を行った。
    • 2012年10月27日に91年館学芸員養成課程実習室で開催された、特別公開企画展記念講演会「東京の大自然と生命科学研究」で可知が司会を務めた(http://www.comp.tmu.ac.jp/gakugei/index.html )。
    • 2012年10月7日の小笠原ビジターセンター公開講演会で、畑が「ノヤギを駆除すれば生態系は回復するのか?:「物質循環」から見た媒島の植生変化」について講演した。
    • 2012年8月24日の日本進化学会公開講演会「進化の見本:世界自然遺産小笠原諸島」を可知が企画・運営した。
    • 2012年8月1日の高校生物教員のためのリカレント生物学講座で、畑が「小笠原諸島へのヤギおよびギンネムの侵入と保全生態学」について講演した。
    • 2012年7月28日の虎ノ門生態学研究会で、畑が「野生化ヤギ駆除後の海洋島における草本植生の地上部バイオマスと土壌栄養元素量の空間分布」について講演した。
    • 2012年7月16日と8月18日の大学説明会の理工学系オー プンラボで研究室紹介「つながる生態学:いまを生きる生物たちの絆」のポスター展示発表を行った。
    • 2012年7月14日の文京女子大学附属高等学校SSHグローバル環境科学講座で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年5月22日の首都大学東京オープンユニバーシテイーPRI講座「世界視線遺産小笠原を知る」で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年1月28日の早稲田大学オープンカレッジ「小笠原学講座」で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年3月の日本生態学会第59回大会ランチョンセミナー「Generalな生態学雑誌に論文を発表しよう」で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年3月25日の千葉市生涯学習センター講座で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年3月10日に小笠原父島で開催された東京都自然ガイド講習能力向上講習で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年2月21日の東京都建設局職員研修で、可知が講師をつとめた。
    • 2012年2月20日の小笠原世界遺産記念シンポジウム(東京都主催)で、可知がパネルデイスカッションのモデレーターをつとめた。3月18日付け東京新聞に紹介記事が掲載された。
    • 2012年1月14日の日本生態学会関東地区会シンポジウム「生態学者の多様なキャリアパス:NGO で活躍する生態学者たち」で、可知がコメンテータをつとめた。
    • 2011年11月11日に行われた『首都大バイオコンファレンス2011』に参加し、卒研生(坂部、高岡、深町)がポスター発表を行った。
    • 2011年11月4日の大学祭理工学系オー プンラボで、動物生態学研究室と協働して「日向緑地の生物から、エコロジーの世界へ」のポスター展示を行った。
    • 2011年10月16日の小笠原諸島世界自然遺産登録記念度記録映画上映会(首都大学東京小笠原研究委員会主催)で、可知が運営と司会をつとめた。
    • 2011年9月の日本植物学会大会で、可知が村上哲明教授(牧野標本館)とともに公開講演会「東京都の島の植物と生物多様性:伊豆諸島から小笠原まで」を主催した。
    • 2011年8月28日に畑が、世界自然遺産登録記念公開講演会で「ノヤギが駆除された生態系はどこへ行く?」について発表した(http://www.tmu-ogasawara.jp/assets/files/pdf/110828_ogasawarakouenkai.pdf)。
    • 2011年8月16日に可知が、父島ビジターセンターの公開講演会で「世界自然遺産小笠原諸島の魅力」について発表した(http://www.tmu-ogasawara.jp/seminar_2010.html)。
    • 2011年7月19日の小笠原諸島世界自然遺産登録記念公開講演会で、可知が「世界自然遺産小笠原諸島の魅力」について発表した(http://www.se.tmu.ac.jp/documents/info20110702.html)。
    • 2011年7月18日と8月20日の大学説明会の理工学系オー プンラボで研究室紹介のポスター展示を行った。
    • 2011年7月9日のめぐろシテイカレッジ講座で、可知が「自然地域における外来種対策と世界遺産」の講師をつとめた。
    • 2011年6月23日、可知がNHKラジオ「私も一言!夕方ニュース」に出演し「世界自然遺産登録で自然を守れるのか?」についてコメントした。
    • 2011年3月の日本生態学会大会で、可知が鈴木創(小笠原自然文化研究所)とともに自由集会「世界遺産時代の小笠原:生態学系研究者の社会的責任 part3」を主催した。
    • 2011年3月の日本生態学会大会で、可知が足立直樹、石川真一とともにフォーラム「企業と生物多様性:COP10の成果を受けて」を主催した。
    • 2011年3月の生態学会エコカップ2011(札幌)に研究室OBとともにフィールドノースとして参加しました。
    • 2011年2月20日に、秋葉原サテライトキャンパスにおいて、可知が島嶼共生系学際研究環セミナー「島とココヤシ:その多様性、生物地理、利用、文化、保全そしてエコツーリズム」を主催した。
    • 2011年2月19日に、秋葉原サテライトキャンパスにおいて、可知が島嶼共生系学際研究環国際ワークショップ「Sustainable symbiosis of human and nature from the view point of "Island study"」を主催した。
    • 2011年1月8日に、秋葉原サテライトキャンパスにおいて、可知が日本生態学会関東地区会シンポジウム「多型現象:その時空間的変化と存在意義」を林文男助教とともに主催した。
    • 2010年11月5日に行われた『首都大バイオコンファレンス2010』に参加し、角田ら、鈴木(乾)ら、山根ら、間島らがポスター発表を行った。
    • 2010年10月20日付けの朝日小学生新聞に紹介された記事「小笠原の現状:島の固有種脅かす侵入種」に可知が取材協力した。
    • 2010年5月29日付けの朝日新聞の科学記事「ののちゃんのDO科学」で紹介された「一年草と多年草の違いは?」に可知が取材協力した。
    • 2010年11月3日の大学祭(みやこ祭)の理工学系オー プンラボで「日向緑地の生物から、エコロジーの世界へ」のポスター展示を動物生態学研究室とともに行いました。
    • 2010年3月の生態学会エコカップ2010(東京)に動物生態研究室のメンバーともに参加します。応援よろしくお願いします。
    • 2010年3月の日本生態学会大会で、可知がフォーラム「若手のための学位取得後の多様なキャリアパス支援」を主催した。
    • 2010年3月の日本生態学会大会で、可知が石川真一、足立直樹とともにシンポジウム「企業と生物多様性:生態学と企業の協働をめざして」を主催した。
    • 2010年3月の日本生態学会大会で、可知が自由集会「保全事業がすすむ小笠原で研究者が直面する予想外の課題」を主催した。
    • 2010年3月14日に、国際交流会館において可知が島嶼共生系学際研究環第2回ワークショップを主催した。
    • 2010年3月5日に、母島において小笠原研究委員会(可知)が母島観光協会とともに2009年度小笠原関係修士論文報告会「小笠原の植物研究最前線」を主催した。
    • 2010年3月4日に、父島において小笠原研究委員会(可知)が東京都小笠原支庁とともに公開講演会「エコツーリズムと小笠原の植物研究最前線」を主催した。
    • 2010年2月27日に、日本生態学会関東地区会(可知・林)と生命科学専攻大学院GP(大滝・常木)との共催で「第30 回(2010 年)関東地区会生態学関係修士論文発表会」を主催した。
    Top Page